借金に縁のない人には関係のないお話「過払い金」

過払い金とグレーゾーン

消費者金融やクレジットカードのキャッシングで借入をしていた人は、過払い金が請求できるかもしれないとコマーシャルでも良く見かけます。利息制限法が素人には理解し難いものだったとはいえ、利息制限法が撤廃されるまでは借入をしていた人は頑張って返済していたわけです。2010年にグレーゾーンが撤廃されてから、過払い金の請求訴訟が増加し、請求に成功したり、借金が相殺されてなくなった人も多いそうです。なぜグレーゾーンは存在したのでしょうか?

グレーゾーンのからくり

金利を制限する法律は「利息制限法」と「出資法」があります。2010年までは金融業者の多くが利息制限法(15~18%)を超えて、出資法(~29.2%)の上限で貸付を行っていました。この金利の差がグレーゾーンです。利息制限法には違反しても罰則がなく、出資法は罰則があるため出資法の上限で貸付けていたわけです。2010年に出資法の上限が利息制限法の15~20%に引き下げられたことで、それ以降に借入した場合にはグレーゾーンは発生していないことになります。

過払い金のデメリットと請求する際に気をつけること

過払い金のデメリットとしては、同じ業者から借入ができなくなること、返済中の過払い金の請求はブラックリストにのること、完済後の請求は10年までということがあげられます。これから借金のない生活をしていくことを考えればメリットと捉えた方が良いかもしれません。そして、請求する際に気をつけなければならないのは、前述したグレーゾーンの撤廃後は過払い金の発生の可能性がほとんどないこと、完済してから10年で時効になること、そして業者が倒産している場合は請求が不可能なことがあります。過払い金は個人でも請求できますが、やはり専門家に相談するのが確実です。過払い金が発生している可能性がある場合は、期限がせまっていることも考えられますので、早目に相談してみてはいかがでしょうか?

自己破産は、借金が膨れ上がり自分ではもう返済ができないときに申請します。ただし、人からの信頼はなくなります。